将来、アパレルメーカーを立ち上げたいという人やもしくはアパレルメーカーを立ち上げたばかりの初心者だという人は、洋服を作る流れについて知りたいと思っている人もいるのではないでしょうか。
ここでは、その流れについてご紹介します。
アパレルブランドが縫製工場で洋服を作る流れ
現在では、ネットショップなどもたくさんあり実際にネットで洋服を売りたいという方もいるでしょう。
アパレルブランドを立ち上げる前に、縫製工場で洋服を作る流れについて良く知っておく必要があります。
縫製工場に依頼をする
縫製工場に依頼をするまでの大まかな流れとしては、①見学②全体的な依頼の話③パターン・仕様・素材などの細かい依頼の話③サンプルチェックという流れになります。
この流れまでいったら、ようやく量産の正確な見積もりが出ます。
洋服の仕上がりや価格(加工賃、パターン代、生地代、付属代など)の交渉が成立したら、スケジュールの確認を行います。
ここで成立しないまま量産をスタートしてしまうと、後々いろいろな問題が出てくる場合がありますので注意しましょう。
量産
量産を依頼する前に、先に1着だけ縫製してもらう先上げサンプルを作ってもらい、問題なければ量産に入ってもらいます。
工業用パターン作成→裁断→縫製が予定通り生産されると、まとめ工程・最終仕上げプレス工程後に納品の準備に入ります。
納品前に数着検品をし、問題なければ納品になります。
費用の相場は?
費用の相場は、ロット数や工場によって変わりますがワンピース(裏なし)50着を例にすると、
・最初のサンプル1着
・2回目のサンプル1着
・色別のサンプル3着(3色の場合)
・工業用パターン製作
・各サイズグレーティング
とすると、約20万ぐらいとなります。
量産すると、
・加工賃(50着分)
・生地代・付属代(50着分)
で約70万弱ぐらいとなります。1着当たり約1万8000円程です。
まとめ
今回はアパレルブランドが縫製工場で洋服を作る流れについてご紹介しました。
これから依頼を考えている人の参考になれば幸いです。
縫製工場の仕事について知りたい方はコチラ↓